診療方針・コンセプト

「痛み」に対して向き合う

本当に痛みは病気の単なる一症状でしょうか?
痛みの原因を治療すればなくなる痛みもありますが、 原因となる疾患が治ってもずっとつづく痛みもあります。 そうした痛みを放っておくと一生痛みにさいなまれることになるかもしれません。 日本ではまだ、痛みを我慢することが美徳であるとさえ思われる風潮があり、 少々の痛みくらいで医者に行くなどもっての他という人もまだまだ多いのではと思います。

「痛み」からの解放の可能性

ペインクリニックは痛みに苦しんでいる方、悩んでいる方が訪れる診療科です。 ペインクリニックを担当するのは麻酔科の医者であり、 ブロック注射などの方法を用いて痛みを和らげます。 麻酔科というのは手術中や術後の痛みをいかに抑えるのかが科の使命であり、 その成り立ちから痛みと深く関わっている診療科です。 注射と聞いたたけで、痛そうに思うかもしれませんが、 ブロック注射は非常に細い針を使用しますので、思った程痛みはありません。 少しの痛みを我慢して治療すれば慢性的な痛みから解放される可能性があります。

「痛み」の治療は医療の原点

痛みを治療することは医療の原点であると考えます。
痛みは大切な身体からの信号ですが 行き過ぎると毒にもなります。 原因がはっきりしている痛みを我慢しても、その病気は治りません。 それどころか、逆に気分がふさぎ、行動範囲が狭まり、 快適な日常生活が奪い去られます。
さかいペインクリニックでは、 あなたの痛みを理解し、 真摯に向かい、快適に生活することをサポートし、 笑顔をとりもどすお手伝いをしたいと考えています。